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【おじいちゃんおばあちゃんの時代から続く】ベストセラーお菓子3選


ベストセラーお菓子!
今回はおじいちゃんおばあちゃんの時代から続くお菓子を紹介します。

世界が近くなった現代は次々と新たなものが登場してきます。エクレアやマカロン、クイニーアマン・・・お菓子の世界もしかりです。

新たな流行も魅力的ですが、昔から変わらず愛され続けているお菓子はそれらにはない時代の荒波に負けない「本物」の魅力があります。

そんなお菓子を3つ、ディープな歴史とヒットし続ける理由と共にご紹介します。


 

● 時代を捉え時代を創る工夫が光る「LOTTEのガム」

LOTTE(ロッテ)のガムといえば、現在はXYLITOLが定番のお菓子として有名ですが、1960年代ではグリーンガムやクールミントが定番のお菓子でした。

画像出典:http://www.e-na.co.jp/shop-mizota/img/prd/l/Prd00636.jpg

・「LOTTEのガム」の誕生

ロッテのガムが初めて誕生したのが、1952年です。
健康に良い様々な効能を持つクロロフィルを配合した「グリーンガム」が発売され、たちまち大ヒットになりました。

画像出典:http://www.lotte.co.jp/products/category/gum/history/img/coolgreen/photo01.jpg

・「LOTTEのガム」ヒットの変遷

1954年には、天然チクルを使用した「スペアミントガム」が誕生し、スペアミントのスッキリとした味わいと品質の高さが高く評価され大ヒットします。
それまでは日本でのチューインガム原料は、酢酸ビニル樹脂が主流でした。しかし、チューインガムの本場アメリカでは、噛み心地が良く、おいしさが持続する天然チクルが主流でありLOTTEは早くからこの点に着目していました。

1957年には、ペパーミントとクロロフィルを絶妙にブレンドした清々しい香りとすっきりとした爽やかな味わいを持つ「グリーンガム」をリニューアルし、「お口のエチケットガム」という言葉を流行させたのです。

1960年には大人向けの辛口「クールミントガム」が発売しました。当時としては珍しい強烈なミントガムとしてたちまち話題となり、パッケージには強烈な冷たさと爽やかさを演出するために南極とペンギンのデザインが描かれていました。

・「LOTTEのガム」のイマ

現在は2014年におよそ57年ぶりにリニューアルを果たしました。
グリーンガムはミントの雑味を極限まで減らし、初摘みミントをたっぷり使用したものとなりました。
一方、クールミントガムは天然のメントールのみを使用し、さらに力強い冷涼感を持たせ、しゃっきりとした爽やかなガムへと進化しました。
もちろん、パッケージも現代風に一新されています。

画像出典:http://d2tu4pb4f28rzs.cloudfront.net/site_img/photo2/2014-04-17-041107.jpg

 

● 今も昔も変わらない優しくて懐かしいお菓子「meiji milk chocolate」

年齢や性別問わず、世界中の人々から愛されているお菓子といえば、チョコレートです。おじいちゃんやおばあちゃんが幼い頃にもチョコレートはたいへん貴重なお菓子として販売されていました。

画像出典:http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/mchoco/images/sq_s_milch.png

実は、日本で始めてチョコレートを発売したのは明治製菓ではありません。また難しかったチョコレート製造を日本に広めたのも違います。
ですが現在は「チョコレートといえば明治」と言われるほど、明治製菓のチョコレートは有名です。その秘密を探って行きましょう。

*日本で初めてチョコレート菓子を発売したのは風月堂で明治初頭と言われています。また、近代チョコレートの製造の先駆者は森永製菓です。

・「meiji milk chocolate」の誕生

明治製菓が初めてチョコレートを発売したのは1926年の9月13日です。当時のパッケージはチョコレートを思わせるブラウンの下地に英語で大きく商品名を記しており、とてもインパクトのあるデザインでした。

・「meiji milk chocolate」ヒットの変遷

1940年に突入すると、今までは高級中々庶民が手が出せなかったチョコレートが、お菓子屋さんにずらりと並ぶようになりました。
このチャンスに明治製菓は、「おいしいだけではなく、食べる楽しさもプラスさせたい!」ということで、包み紙の裏面に点数をプリントし、100点集めると、明治のチョコレートやキャラメルと交換できるようにしました。ポイントカードの先駆けですね。
当時の子どもたちは100点集めるためにこぞってお菓子屋さんに集まり、大ヒットしました。

・「meiji milk chocolate」苦難の歴史

しかし、世界中に戦火が広まってゆくなか、日本も戦争によって平穏な日常が奪われました。明治製菓もしばらくはチョコレートの製造を行っていたのですが、発売を中止せざる得なくなり、一時的に生産がストップしてしまったのです。

しかし、1945年に終戦を迎え、明治製菓は10年間苦しんだ人々に幸せと希望を持って貰うために製造を再開します。
パッケージのデザインを鮮やかな赤色に変更し、商品名もゴールドにし、華やかで明るいものへと一新させ、大勢の人々に再び笑顔を取り戻すために尽力しました。

画像の出典:http://news.walkerplus.com/article/8958/24863_400.jpg

・「meiji milk chocolate」のイマ

現在はブラウンの下地にゴールドの文字へとデザインが変わってしまったのですが、戦争時代を生き抜いた方々にとっては、赤いデザインの明治ミルクチョコレートは辛い時代を乗り越えることができた復興のシンボルとして、懐かしいお菓子の1つとなっているのではないでしょうか。
今も昔も変わらない優しい甘さが魅力なベストセラーお菓子です。

 

● 懐かしいお菓子の代表!「チャオ」

1度は食べたことのあるお菓子「チャオ」は一度生産をおわりながらも、復活を果たし今も人気のおやつとして活躍している懐かしいお菓子の1つです。

画像の出典:http://ecx.images-amazon.com/images/I/61OiEoacKRL._AC_UL320_SR272,320_.jpg

・チョコレートキャンディー「チャオ」の誕生

チャオを販売しているのは、サクマ製菓株式会社です。発売当時のチャオはタータンチェックのデザイン袋の中に赤色の包み紙に1つ1つ包まれた大粒のキャンディでした。

チャオは厚い飴の層の中に甘いチョコレートの塊が入っており、如何においしく中のチョコレートを味わうことができるのかを考えるお菓子なので、頬張っていきなり飴を砕こうとする子どもや飴の部分をどうやって早く溶かすことができるのかを考えて食べる子どもたちも大勢いたそうです。

「チャオ」は当時の子供の贅沢だったのですね。

・チョコレートキャンディ「チョコ」の今

チャオは1964年に発売されたお菓子で、一時期生産がストップしていたのですが、見事復活を果たし、現在は復刻版として日本各地で販売されています。

復刻版のチャオは当時のチャオのサイズをそのまま再現しているので、大粒でリッチなビターチョコレートキャンディとしておじいちゃんやおばあちゃんたちから今も愛されています。

 


● まとめ

今回はおじいちゃんやおばあちゃんの時代から続く、ベストセラーお菓子を3つご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

時代の荒波を乗り越えて、今も昔も変わらず多くの人から愛されているのですね。
今回の記事を見て、久しぶりに食べてみるかなり、変化への対応に学ぶところがあるななり、思って頂けたら嬉しく思います。